HOME > 上級編 > タイルクローンを作成 > タイルパターンを作ってみる
[タイルクローンを作成]機能を使って、パターンを作ります。
オリジナルを選択しているのか、クローンを選択しているのかわからなくなったら、ステータスバーで確認できます。今何を選択しているのかが表示されています。
下記を参考にしてください。
タイルクローンの基本 > タイルクローンにクリップやマスクを設定するには
上記では、行×列を3×3に設定して作成しましたが、その後、タイルの数を増やしたい場合は、下記のようにします。
[フィル/ストローク]ダイアログから選択できるパターンとして登録する方法、その1です。
まずは、上記「タイルの数を増やすには」の2番目までを行った状態、つまり「クローンが全て削除され、オリジナルのみ残っている」状態にします。
パターンの柄が、タイル枠の矩形の枠内に収まっている場合(バウンディングボックスのサイズ=矩形のサイズの場合)は、メニューバーの[オブジェクト]メニューより、[パターン]-[オブジェクトをパターンに]を選択するだけでOKです。
今回のように、矩形の外側にはみ出して描いている場合は、はみだしている分、不自然な隙間ができてしまいますので、次のようにします。
すでに別のパターンを登録していて、svg:patternが複数行ある場合は、[フィル/ストローク]のパターンフィルのリストので確認できます。実際にフィルにパターンを適用してみて、そのパターン番号を調べます。
タイル枠の矩形に直接フィルを設定すると、矩形からはみ出している部分が隣接するクローンのフィルで隠れてしまう点です。
オブジェクトを2重構造にし、下側にフィル、上側にパターンを設定することで対応できます。
[フィル/ストローク]ダイアログから選択できるパターンとして登録する方法、その2です。
タイルの1単位を画像にしてパターンを作成します。
この方法を行うには、バウンディングボックスの範囲を[仮想境界枠]に設定した上でタイルクローンを作成する必要があります。
パターンを拡大して使用する場合や、最終的に高解像度でエクスポートする際、ジャギーがでてしまいます。
その場合は、4のエクスポートの際、解像度を高めに設定しておくといいと思います。