HOME > 基本編 > Step3 図形を編集・レイアウトする > 色を着ける
コマンドバーのをクリックすると[フィル&ストローク]ダイアログボックスが開きます。
着色したいオブジェクトを選択後、各設定をします。
線の内側の色を塗りたいときはこのタブを選択します。
線に色を着けたいときはこのタブを選択します。
(※[ストロークのスタイル]タブについては「線のスタイルを設定する」)
※ここでは(単一色)のみの説明になります。
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透明度の設定については下記「⑧:不透明度を変更する」もご覧ください。
色を16進数の色コードで指定する場合は、ここに「6桁の色コード」+「2桁のアルファ値(透明度)」を直接入力します。
透明度なし(アルファ:255)は「ff」で示します。
例えば、透明度なしの黒は、色コード:000000、アルファ値:ffで、「000000ff」になります。
ぼかしの度合いはスライダーで調整するか、直接数値を入力します。
フィルとストロークの両方にぼかしがかかります。
スライダーで調整するか、直接数値を入力します。
カラーバー(⑤)の(アルファ値)との違いは・・・
パスが自己交差している場合、を選択すると、交差している部分に穴があき、を選択すると、全体的に塗りつぶされます。
画面の下部のカラーパレットで色を設定します。
メニューバーの[表示]メニューより[スウォッチ]を選択すると[スウォッチ]ダイアログボックスが開きます。
使い方は上記のカラーパレットと同様です。
右上のをクリックすると、ポップアップメニューから、ダイアログの表示方法(リスト/グリッド/サイズ/幅)とスウォッチの種類を設定できます。
画面の左下の方に『スタイルインジケーター』というものがあり、選択中のオブジェクトのフィルとストロークの情報を示しています。
オブジェクトを選択後、スタイルインジケーターの色をつかんで右上にドラッグすると色が変わります。
ドラッグする角度によって色相を変更することができます。
[Shift]を押しながらだと、彩度を変更でき、
[Ctrl]を押しながらだと、明度を変更できます。
ドキュメント上のオブジェクトやインポートした画像などの色に着色したい時は、ツールボックスより(スポイトツール)を選択すると便利です。
使い方は、着色したいオブジェクトを選択した後、(スポイトツール)に切り替えて、好きな色の上をクリックするだけです。
[Shift]+クリックで、ストロークを着色できます。
ピックアップしたい色の不透明度が100%でない場合(つまり透けている場合)、不透明度の扱いをどうするかツールコントロールバーの[採取][割り当て]ボタンで設定できます。
新規オブジェクトの初期設定の色を変えておく方法です。
初期設定では、(矩形ツール)で矩形を描くと、フィルは常に青、ストロークは常に黒で描画されます。
同様に、その他のシェイプツールやパスツールでも、新規に作成したオブジェクトには常に同じスタイルが設定されます。これは、『新規オブジェクトのスタイル』として、それぞれのツールに色や線幅などのスタイルがあらかじめ設定されているためです。
この『新規オブジェクトのスタイル』を変更する方法です。
例として(矩形ツール)で変更してみます。その他のツールの場合も基本的には同じです。