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フィルやストロークにパターン(柄・模様)を設定します。初期設定として、ストライプや水玉模様などが予め用意されています。自分で新たに作って登録することもできます。
パターンを設定しているオブジェクトを選択後、ツールボックスより、ノードツール()か、シェイプの各ツール()の内いずれかを選択すると、の3つのハンドルが表示されます。
表示される場所は、既存のパターンの場合は、ページの左上に、オリジナルパターンの場合はオブジェクトをパターンに変換した場所に表示されます。
ただし、パターン設定した後でオブジェクトを移動した場合は、オブジェクトの移動距離分ハンドルも移動します。
をドラッグすると、ハンドルがを中心に回転し、パターンもそれに合わせて回転します。
いずれも[Ctrl]を押しながらドラッグすると、角度や方向を制限できます。
パターンを作成して登録することができます。
例えば、上記で作成したパターンで、顔の周囲に余白がほしい場合は、[フィル][ストローク]共に(塗りなし)に設定した、顔より少し大きめの矩形を置きます。
この矩形と顔を一緒に選んでパターンを作成すると、下記のように余白を作れます。
繰り返しの最小単位を抜き出してパターン化します。実際に柄を描いてみるとわかりやすいと思います。
下記のような3つのパターンを作りたいとき、
最小単位は下記のようになります。これをパターン化します。
パターンに変換したオブジェクトは、元のオブジェクトの状態に戻すことができます。
初期設定で登録されているパターンも同様です。
パターンを設定しているオブジェクトを選択し、メニューバーの[オブジェクト]メニューより、[パターン]-[パターンをオブジェクトに]を選択します。
オブジェクトの移動、変形に伴い、パターンも同様に移動、変形させるかどうかを選択できます。
選択ツールのツールコントロールバーの右の方にある(オブジェクトの変形に従ってパターンも変形)ボタンをクリックしてON/OFFを切り替えます。
ここをONにしていないと、オブジェクトを移動や変形する時、パターンが連動しません。