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エクステンション

JessyInk

プレゼンテーション用のスライドを作成するエクステンションです。

エクステンションの基本については・・・

基本的な使い方

1.InkscapeドキュメントにJessyInkのJavascriptコードをインストール

ドキュメントを新規作成し、メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[インストール/アップデート]を選択し、[適用]を押します。

これで各レイヤーが各スライドに対応するようになります。レイヤーの並び順がスライドの順番になります。

レイヤーについては・・・
2.スライドのサイズを設定/背景色を設定

コマンドバーの右の方にあるをクリックして[ドキュメントの設定]を開きます。
[カスタムサイズ]に数値を入力してスライドのサイズを設定します。今回は640×480に設定しました。
背景の色を設定したい場合は[背景]のバーをクリックして設定します。
この色はスライドのサイズが表示する画面のサイズにピタリと合わない場合、余白に表示される色です。

3.マスタースライドを設定

「マスタースライド」は全てのスライドのベースになるものです。マスタースライド上に作成したものは他の全てのスライド上に表示されます。共通で使用する枠やオブジェクトなどを配置しておくと便利です。マスタースライドそのものはスライド上には表示されません。

コマンドバーよりをクリックしてレイヤーダイアログを開きます。

レイヤー名をクリックし、「Master」などの名前に変更します。
(名前に英数字以外を使うとエラーが起きる可能性があります)

メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[マスタースライド]を選択すると、ダイアログが表示されるので、[レイヤー名]に先ほど変更した名前を入力し、[適用]します。


これで、このレイヤー上に作成したものがその他のスライド上にも反映されるようになりますので、全てのスライドの共通項目となるとなる枠やオブジェクトを配置します。

4.オートテキストを設定

オートテキストとは、スライドのタイトルやページ番号などを自動的に挿入する機能です。
基準となるテキストをマスタースライド上に設定します。

スライドタイトルを設定する

テキストツールでタイトル部分に文字を作成し、文字の種類やサイズなどを設定します。

テキストを選択後、メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[オートテキスト]を選択し、ダイアログで、「スライドタイトル」を選択し、[適用]を押します。
これで、ブラウザで立ち上げた際、各レイヤー名がタイトルとして自動挿入されるようになります。

スライド番号とスライド数を設定する

スライド番号と総スライド数を、1/5、2/5、3/5・・・のように配置させたい場合は、次のように[スライド番号][/][スライド数]に当たる3つのバラバラのテキストを置きます。シャープ(#)を使って設定するとわかりやすいです。

スライドタイトル同様、スライド番号、スライド数に当たる文字をそれぞれ選択し、[オートテキスト]ダイアログで、「スライド数」、「スライド番号」をそれぞれ選択後[適用]します。

これで、ブラウザで立ち上げた際、[スライド番号] / [スライド総数]が自動的にカウントされて挿入されます。

5.スライドを追加していきます

レイヤーダイアログでレイヤーを追加すると1番目のスライドが作成されます。

レイヤー名をクリックしてスライドのタイトルに変更します。ブラウザで立ち上げると、このレイヤー名がタイトルとして自動挿入されます。

試しにレイヤーを1つ追加してレイヤー名を「JessyInkの使い方」とし・・・

Inkscapeドキュメントを保存してブラウザで立ち上げると下記のようになりました。スライド番号も自動挿入されています。

表示方法などを設定する

ここでの設定は、Inkscapeの画面上では何も変化しません。設定の確認はブラウザで行います。(詳しくはこちら

トランジション

スライドが切り替わるときの時間と表示方法を設定します。

表示方法には、「シンプル」「フェード」「ポップ」があります。「デフォルト」に設定すると、マスタースライドの設定が反映されます。


設定するには、メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[トランジション]を選択し、ダイアログを表示します。レイヤー名を入力し、タイプを選択して[適用]します。 [レイヤー名]に入力したレイヤーのスライドを基準に、前後のスライド間の表示方法を設定することができます。
※設定するスライド名に英数字以外のものを使うとエラーになる可能性があります。

エフェクト

上のトランジションと似ていますが、こちらは、同じスライド上にあるパーツごとに設定します。パーツに対して表示/消去する順番とタイプを設定します。


設定のしかたは、メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[エフェクト]を選択してダイアログを開きます。
オブジェクト又はグループ化を選択後、ダイアログ内で、表示順序と時間、タイプを設定して[適用]を押します。


例えば、下記のような箇条書きの部分を、上から順に表示させていくことができます。
その為には、リストの項目ごとに個別のテキストオブジェクトを作成します。まず一番上のテキストオブジェクトを選択し、「表示エフェクト」の「順番」のところで「2」と入力し[適用]します。同様に「3」「4」と設定していきます。

右矢印キー(またはPageDownキー)を押すたびにリストが順に表示されます。(何も設定しないものは最初から表示されます)

表示のタイプはトランジションと同様、「デフォルト」「シンプル」「フェード」「ポップ」から選択できます。

ビュー

スライド内の矩形で囲んだ部分が全画面になるようにズームイン/アウトすることができます。


設定のしかたは、ズームイン/アウトしたい大きさに矩形ツール)で矩形を描きます。メニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[ビュー]を選択してダイアログを開きます。矩形を選択して順番と時間を設定して[適用]します。


例えば、上記のエフェクトの状態に続けて設定する場合、リストを囲むような矩形を描き、順番を「5」に設定し、[適用]すると・・・

ブラウザで見ると、「順番」:5番目なので、リストを全部表示した後、続けて右矢印キー(またはPageDownキー)を押すと矩形の部分が全画面になるようにズームインしました。

ブラウザで開いてみる

スライドを表示するには、SVGファイルをサポートしているブラウザ(Internet ExplorerやFirefoxなど)で開きます。ブラウザで開くと1ページ目が表示されます。

ページのめくり方は初期設定では次のような設定になっています。

  • [右矢印]キーまたは[PageDown]キーで次のスライドに進む
  • [左矢印]キーまたは[PageUp]キーで前のスライドに戻る

これらの設定はメニューバーの[エクステンション]メニューより[JessyInk]-[キーバインド]を選択してダイアログを開き、[スライドモード]タブで変更することができます。


ページをめくる以外に、下記のようなことができます。
キーの割り当てなどの詳細設定は、上記同様、[キーバインド]ダイアログで変更できます。

インデックスモード

ブラウザで表示中にキーボードの[i]を押すと、インデックスモードに切り替わります。もう一度[i]を押すと、ハイライトしたページが全画面で表示されます。素早くページを探したい場合に便利です。
ページをハイライトにするには、上下左右の矢印キーを押すか、マウスポインターを移動します。

描画モード

ブラウザで表示中にキーボードの[d]を押すと、描画モードに切り替わります。マウスカーソルがペンの代わりになります。[z]キーを押すたびに一作業ずつ元に戻せます。
ペンの色や太さなどはキーボードで調整できます。キーの割り当ては[キーバインド]ダイアログの[描画モード]タブで確認・変更できます。

ホワイトボードを挿入

ブラウザで表示中にキーボードの[n]を押すと、ホワイトボードが挿入されます。上記の描画モードと組み合わせて使うと便利です。

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