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応用

コッホ曲線の作りかた


inkscapeのマニュアルサイト[Inkscape: Guide to a Vector Drawing Program]の[VonKoch ]のページで紹介されていたコッホ曲線の作りかたを、ざっくりとまとめてみました。


流れとしては、1~2で土台を作り、3~4で生成パスの元を作り、5~9で[コッホ曲線]を適用&編集する、という感じです。


  1. ツールボックスより星形ツールを選択し、ツールコントロールバーより(星型)を選択、を6に設定して頂点が6個の星形を作ります。
    同じくツールコントロールバーで、[スポーク比]を0.577に設定します。
    できた星形オブジェクトは、[パス]-[選択オブジェクトをパスに変換オブジェクトをパスへ]で、パスオブジェクトに変換します。
  2. ツールボックスより(ノードツール)に切り替えます。
    下記の、マルで囲んだ2つのノードを選択し、ツールコントロールバーより、選択ノードでパスを切断)をクリックします。切断した下側はいらないので削除します。
    削除の方法はいろいろありますが

    下側のいずれかのノードを選択後、[Ctrl]+Aを押して下側のノードを全て選択し、[Delete]キーを押すと簡単に削除できます。

  3. 残った上側を選択し、コマンドバー、または[Ctrl]+Dで複製を作り、脇へ移動します。
    わかりやすいように、複製したパスの方を赤色にしました。
  4. (ノードツール)で、複製したパスの真ん中の3つのノードを選択し、ツールコントロールバーより、選択ノードでパスを切断)をクリックします。
    こうすると、4本のサブパスから成る複合パスになりました。
  5. パス]メニューより、[パスエフェクトエディタ]を選択して開き、元のパスに[コッホ曲線]を適用します。

  6. 4で作った複合パスを選択し、コマンドバーより(または[Ctrl]+C)を押してクリップボードにコピーします
    次に、元のパスを選択し、[パスエフェクトエディタ]より、[生成パス]の(パスを貼り付け)を選択します。
  7. すると、元のオブジェクトの[生成パス]として、複合パスのコピーが貼り付けられるのですが、下図のようにページ領域の左上に貼り付けられてしまいます。
    (このあたりのことは、[エンベロープ変形]の『パスを貼り付け』を参考にしてください。)
    [パスエフェクトエディタ]より、[生成パス]の(キャンバス上で編集)をクリックして緑のラインを表示し、全てのノード(8個)を選択します。

    ノードをつかんでドラッグし、元のパスにピタリと重ねます。
  8. 基準セグメントの(キャンバス上で編集)をクリックして緑のラインを表示し、ノードを全て(2個)選択します。

    元のオブジェクトの下辺の位置までドラッグします。
  9. 全ての生成を描画する]のチェックを外し、[生成数]を増やします。
    ※[生成数]を4以上に増やすと表示されなくなるので、その場合は[最大複雑度]の数値を上げてください。
    ※4で作った複合パスはいらないので削除します。

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