選択したオブジェクトを描画上にスプレーする機能です。
(スプレーツール)の状態からはオブジェクトを選択することができないので、先に(選択ツール)などで、スプレーの元にしたいオブジェクトを選択します。その後、(スプレーツール)に切り替えます。
(スプレーツール)に切り替えると、マウスポインターの周囲にオレンジ色の円が現れます。
この円がスプレーの領域になり、この中に先ほど選択したオブジェクトが生成されていきます。円のサイズ、円の中にどんな風にどれぐらいの量を生成していくのかなどを、ツールコントロールバーで設定します。
それぞれの項目のスライダーを左右に動かして設定します。
スプレー領域(オレンジの円)の大きさを設定します。
数値は可視キャンバス領域における相対値です。
スプレーされるオブジェクトの量を設定します。
回転量を設定します。数値の角度内でランダムに回転させます。
0のときは回転しません。
大きさの変化量を設定します。例えば、大きさ:70に設定した場合、100%から170%までの大きさでランダムに変化させます。
0のときはサイズは変化しません。
[散らばり]は、値が小さいほど、マウスドラッグの軌跡に忠実にオブジェクトをスプレーしていきます。
[フォーカス]は、値が0のときは円の中心点を中心にオブジェクトをスプレーしていきます。数値が大きくなるにつれて範囲が拡大していき、100のとき、円の輪郭線上にスプレーしていきます。
下記の例では、円の中心部分を小さな円を描くようにドラッグしてスプレーして、違いを比較してみました。