[検索]ダイアログボックスを使うと、共通の特徴を持ったオブジェクトを、一度に選択することができます。
[検索]ダイアログボックスを開くには、[Ctrl]+Fを押すか、メニューバーの[編集]メニューから[検索]をクリックします。
[検索]ダイアログボックスは下記のように2つのパートから成り立っています。
各項目を設定して右下のをクリックすると、目的のオブジェクトが選択されます。
いずれか、または複数の項目に値を入力します。値は、完全でなくても部分的に一致していれば選択されます。
例えば、[テキスト]の欄に”あ”と入力してすれば、描画上にある、”あ”の文字を含むテキストオブジェクト全てが選択されます。
また、[ID]なら、例えば、グループ化を示す”g”を入力してすれば、描画上にある、全てのグループ化オブジェクトが選択されます。
[タイプ]はオブジェクトのタイプを限定したい時に使います。[全てのタイプ]のチェックを外すと、オブジェクトの種類(シェイプ、パス、テキスト.etc)が表示され、いずれかに限定することができます。さらに、[全てのシェイプ]のチェックを外すと、シェイプの種類を限定することが出来ます。
[ID]、[スタイル]、[属性]の、入力のしかたがわからないときは[XMLエディタ]を開いて参考にするといいと思います。
例えば、下記のように同色のフィルの設定をしているオブジェクトを一度に選択したい場合・・・
[XMLエディタ]の[style]属性で、フィルの色設定がどんな風に定義されているかを探します。それと同じように入力、またはコピー&ペーストすると簡単です。
選択中のオブジェクトのみ検索範囲になります。
現在作業中のレイヤーのみ検索範囲になります。
非表示にしているオブジェクトも検索対象になります。レイヤーごと非表示にしている場合も含みます。
ロックしているオブジェクトも検索対象になります。レイヤーごとロックしている場合も含みます。