HOME > 基本編 > Step3 図形を編集・レイアウトする > 線のスタイルを設定する

Step3 図形を編集・レイアウト

線のスタイル設定する

コマンドバーをクリックすると[フィル&ストローク]ダイアログボックスが開きますので、[ストロークのスタイル]タブ(下図)をクリックして開きます。

ストロークの塗り(線の色)が設定されていない場合は、[ストロークの塗り]タブで、先に色を設定しておいてください。(色の着け方は色を着ける

ストロークのスタイル

:幅

線幅を設定します。単位を変えるには右端のをクリックして選択します。

:連結部

線が折れている部分の形を選択します。
角結合、丸結合、斜結合

:角結合の限界

[連結部)]の形を(角結合)に設定した時、角を作っている2本の線の角度が小さいと、角が鋭利になり、とても長くなってしまいます。

そこで、下記の図の『M』の距離が設定した数値を超えた時、角の形が自動的に(斜結合)に変わるようにします。
”M”が設定した数値を超えると勝手に斜結合に変わる
数値は「ストローク幅を基準」なので、線幅が1pxで、[角結合の限界]を[4.00]に設定した場合、『M』の距離が4px以上になった時、(斜結合)に変わります。

:端

線の両端の形を選択します。例として線幅を20pxに設定し、端の形状を変えてみました。

:パスの端で切ります。
:端を丸くします。
:端を四角にします。
:点線

をクリックするとプルダウンメニューが表示されるので、リストより点線の種類を選択します。

  • 右の欄では()点線のオフセットを設定します。本来の開始位置より前方向にずらします。オフセット1=線幅です。
  • [)]で設定した両端の形状は、この点線の点ひとつひとつにも適用されます。
線路を作る

複製コマンド(Ctrl+D)を使って同じ位置に2本の線を重ね、それぞれに違う設定をすることで、線路のような線を作ることもできます。
(※下側の線を線を選択するには、[Alt]+クリックします。(詳しくは「色々な選択方法」>「隠れているオブジェクトを選択」
線路のイラスト例


クローン(Alt+D)を使って、重ねた線を連動させる

上記で複製(Ctrl+D)を使う代わりにクローン(リンク付きコピー)を使うと、重ねた線を連動させることができます。

詳しくは・・・
クローンについては・・・
:両端の形状(マーカー)を設定します。

をクリックしてプルダウンリストを表示し、線(パス)の開始位置、終了位置にそれぞれ[始点マーカー][終点マーカー]を設定します。[中間マーカー]は、両端以外の全てのノードに適用されます。
線にマーカーを設定

下図は[始点マーカー]と[終点マーカー]に『Arrow1Lstart』、[中間マーカー]に『Tail』を設定してみました。
Arrow1Lstart/Tail
次は[中間マーカー]に『Scissors』を設定しました。
はさみを付けたい箇所にノードを足します
点線に設定すると合わせるとキリトリ線風です。
Scissors
こんなのもありました。[始点マーカー]に『Torso』、[終点マーカー]に『Legs』です。
Torso/Legs

マーカーは自作できます

気に入ったマーカーが無ければ自分でオリジナルのものを作ることができます。
例えばこんなマーカーを作って

始点、中間、終点マーカー全てに設定すると・・・

HOMEへ  このページのトップへ

inserted by FC2 system